容器のトップシール材でお困りなことはありませんか?
トーフジパックはワンランク上の製品をご提案致します

お客様が抱えている主な問題点

開封性

容器の変形

柄ズレ

当社は、長年にわたり培ってきた専門知識と豊富な加工実績を元にお客様が求められている製品に最適な包装材を企画・製造致します。ご相談の際には内容物・容器の材質・バリアの有無・殺菌条件をお知らせください。

そもそもトップシール材とは・・・

ゼリーやヨーグルト、豆腐などのプラスチック容器にはフィルムの蓋(フタ)があるのはご存知かと思いますが、このフィルムをトップシール材、蓋材などと呼んでおります。
このフィルムは一見単層に見えますが、実は2層以上のフィルムで構成されています。
このトップシール材の大きな特徴は、シール部の開封が容易(イージーオープン性)であること。
内容物保護の観点から考えればカップとしっかりシールされている必要がありますが、シール性を実現しつつ簡単に開封できる(易開封性)ように開発されたのがイージーピールフィルムと呼ばれるプラスチックフィルムです。
このイージーピールフィルムも単層ではなく、複層されています。
イージーピール材の剥離方法は次の3パターンに大別されます。

① 凝集剥離

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通常プラスチックカップと同種のフィルムを熱シールすることでシール強度を持たせますが、フィルムのシール層にあえて異種の樹脂を混ぜることで易開封性を持たせております。
樹脂の混合比率を調整することでシール強度の調整が可能となります。開封後に樹脂のケバが残るのが欠点ではありますが、夾雑物シールの安定性に優れ、ボイル・レトルトも可能なので幅広く使用されております。

② 層間剥離

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凝集剥離とは違い、こちらはカップと同種のフィルムを使用することで完全に溶着します。このため耐内圧性に優れるのが特徴でありシール層と中間層が剥離することで開封が可能となります。
シール層は容器に残りますが、剥離痕・ケバが目立ちません。

③界面剥離

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容器とフィルムシール層との層間で剥離をする形です。
シール層に易接着性樹脂を使用することで、様々な容器にシールをすることが可能です。
凝集剥離、層間剥離と比べるとシール強度が劣るため耐圧性・耐熱性が劣ってしまいますが、容器にフィルムが残らないため開封後に剥離痕が残らず外観が綺麗です。

<剥離形態による特徴>

夾雑物シール安定性 耐内圧性 剥離後の外観 耐熱性
凝集剥離
層間剥離
界面剥離 ×

フィルムメーカーは各種さまざまなイージーピールフィルムを取り揃えていますが、当社はお客様のご要望に合わせそれぞれの特性にあったフィルムを選定しトップシール材のご提案を致します。

<トップシール材の主な構成>

条件 構成 特徴 用途例
ノンボイル PETフィルム/EPフィルム ノンバリア、コスト重視タイプ チルドデザート等
NYフィルム/EPフィルム
PETフィルム/AL箔/EPフィルム バリア・遮光性あり ヨーグルト等
PETフィルム/AL箔/HM剤
PETフィルム/NYフィルム/EPフィルム ノンバリア、機能重視タイプ アイスクリーム等
ボイル
100℃以下、30分以内
NYフィルム/バリアフィルム/EPフィルム バリア・コスト機能向上タイプ ゼリー・惣菜等
バリアフィルム/NYフィルム/EPフィルム バリア・冷凍対応タイプ
レトルト
120℃以下、30分以内
NYフィルム/バリアフィルム/EPフィルム バリア・張り抑制タイプ 水ようかん
・惣菜等
NYフィルム/バリアフィルム/NYフィルム/EPフィルム バリア・従来タイプ

※EPフィルム:イージーピールフィルム

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